新NISAが始まって1年、多くの人が「これで資産形成だ!」と意気込んで投資を始めました。
ところが最近、「新NISA貧乏」なんて言葉がSNSを賑わせています。
毎月の生活がギリギリなのに、投資枠を埋めることが目的化してしまい、肝心の“暮らし”が苦しくなっている人が増えているのです。
投資は未来のための手段。でも、それが“今”の幸せを削っていては本末転倒。
この記事では、投資初心者が陥りがちな「落とし穴」と、資産を本当に増やすための考え方をわかりやすく解説します。
新NISAで「お金がない」が増えている?
2024年から始まった新NISA制度。年間360万円という大きな非課税枠に、多くの人が魅力を感じ、投資にチャレンジしています。
でも最近、「新NISA貧乏」という言葉を耳にする機会が増えてきました。
これは、非課税枠を埋めようと無理して投資額を捻出した結果、日々の生活がカツカツになってしまっている状態を指します。
「投資を始めたのに、なぜか財布が寂しい…」
「将来のために頑張っているはずなのに、今が苦しい…」
そんな声が、投資初心者の間で増えているのです。
投資の目的を見失っていませんか?
そもそも、投資の目的は「将来に向けて資産を増やし、経済的にゆとりのある生活を送ること」です。
しかし、「投資すること」自体が目的化してしまうと、本末転倒になってしまいます。
例えば、生活費を削って無理に積立額を増やすことで、外食もできず、交際費もカット…。これでは、心まで貧しくなってしまいます。
将来のためとはいえ、“今の生活の質”を犠牲にするのは、長続きしないどころかストレスの原因になりかねません。
まずは「入金力」を上げるのが先!
投資は“余剰資金”で行うのが鉄則です。
もし今、毎月の生活が苦しいと感じているなら、投資で資産を増やす前に「入金力(投資に回せるお金)」を高めることを考えましょう。
そのための手段が「副業」です。
例えば、ブログ、クラウドワークス、配達系バイト、スキル販売など、スマホひとつで始められる副業が今は豊富にあります。
月に数万円でも収入が増えれば、それはそのまま投資資金になりますし、生活に余裕が生まれれば、気持ちにもゆとりが出ます。
無理のない投資こそが、あなたを救う
投資は長期戦です。
短期間で資産を何倍にも増やす魔法のツールではありません。むしろ、コツコツと積み上げていくことが成功のカギ。
だからこそ、無理に投資額を増やすのではなく、まずは収入を増やし、余剰資金を作ってから、着実に投資を始めることが大切です。
「投資が生活を苦しめる」のではなく、「投資が生活を支えてくれる」状態を目指しましょう。
その第一歩は、入金力アップ=“今の収入”を見直すことから始まるのです。
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