「その金利、敵か味方か?知らないと損する“お金の落とし穴”とは」

ある日、何気なく見たクレジットカードの明細に「リボ払い:〇〇円」という項目が。
「そういえば、自動でリボになってたんだった」
「少額ずつ払えるなら、ラクかも」
そう思っていたのに、気がつけばいつまでも残高が減らない——。
そんな経験、ありませんか?

お金にまつわる落とし穴のひとつが「金利を甘く見ること」。
私たちが普段使っている金融サービスには、目には見えにくいけれど“コツコツと確実に私たちの財布からお金を吸い取る仕組み”が存在しています。
その代表格が、リボ払いなどの高金利ローンです。

金利=悪者じゃない?「複利の力」は資産形成の味方

一方で、金利は「悪者」ではありません。
むしろ、正しく使えば強力な味方になってくれる存在です。
それが「複利」という考え方。

たとえば、年利5%で100万円を運用した場合、10年後には約162万円になります(複利運用の場合)。
これが30年になると、約432万円。
何もしないで寝かせておくだけで、元本が4倍以上になるのです。

このように金利には、時間を味方につけて「資産を増やす力」があります。
しかし、これがリボ払いや消費者ローンとなると話は別。
年利15%〜18%という高金利が設定されているため、支払いが長期にわたればわたるほど**「利息が利息を生む」状態**になり、どんどん借金が膨らんでいくのです。

同じ金利でも、払うか受け取るかで人生が変わる

ここで大切なのが、金利の「使い方」です。
同じ「複利」でも、自分がもらう側(資産運用)に回るのか、自分が払う側(借金)に回るのかで、人生は大きく変わります。

リボ払いやカードローンの金利は、資産形成とは真逆の方向に働く複利
言い換えれば、**自分の未来を“少しずつ食いつぶしていくシステム”**ともいえます。

逆に、投資や貯蓄に金利を活用すれば、それは“未来の自分を少しずつ助けるシステム”になります。
金利は、敵にも味方にもなりうる。
その選択は、あなた自身に委ねられているのです。

お金に振り回されない生き方を選ぼう

私たちが目指すべきは、金利を「味方にする」生き方。
借金の金利に振り回されず、自分の資産が増える方向に複利を活用することが、将来の安心と自由につながります。

もし今、リボ払いや高金利ローンを使っているなら、まずは現状を見直してみましょう。
そして、少しずつでも「貯める」「増やす」仕組みに切り替えていくことで、お金は確実にあなたの味方になってくれます。

お金に振り回されるのではなく、お金を味方に。
まずは「金利の正体」を知ることが、人生を変える第一歩です。

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