老後のために資産形成を始めたい…
そんな方にこそ知ってほしいのが、iDeCo(イデコ)
“全世界株式インデックスファンド”を選ぶというシンプルで強力な選択肢です。
この記事では、なぜ投資初心者でも安心して始められて、しかも「ほったらかし」でOKなのか、その理由をわかりやすくお伝えします。
iDeCoってなに?初心者でも安心の制度
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、自分で年金をつくる制度。
毎月一定額を積み立て、老後に受け取ることができます。
最大のメリットは「節税効果」があること。
掛金は全額所得控除され、運用益も非課税、受け取るときにも控除が適用されます。
ただし、60歳までは原則引き出せない
「老後資金専用」と割り切って、長期目線で運用することが前提。
だからこそ、安定して成長が見込める商品選びが重要になる。
全世界株式インデックスが人気の理由
iDeCoの中で特に注目されているのが、「全世界株式インデックスファンド」。
これは、世界中の株式市場にまんべんなく投資する商品です。
代表的なものに「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」などがあります。
これ一本で、日本・アメリカ・ヨーロッパ・新興国など、約50か国の株式に分散投資ができます。
つまり、世界経済の成長にそのまま乗ることができるのです。「どこの国が成長するか」なんて、誰にもわかりません。だからこそ、まるっと世界に投資するという発想が、初心者にも向いています。
「自動リバランス」でほったらかしでも安心
インデックスファンドの中でも、全世界株式型は特に「手間がかからない」という点で優秀です。
たとえば、日本株が急騰したとしても、ファンドが自動で各地域のバランスを調整してくれます。これが「自動リバランス」と呼ばれる仕組みです。
通常は、自分でバランスを調整(リバランス)しないといけないのですが、全世界株式インデックスなら最初から理想的な分散がされていて、調整もおまかせ。
投資初心者でも、「買ったらあとは放っておくだけ」でOKなんです。
《自動リバランスの解説》
全世界株式は国別割合は米国が全体の約6割を占め、続いて先進国約3割、新興国約1割となっています。もし今後、アメリカ経済が低迷し、しょぼくなったとしたら米国の割合が6割⇒5割⇒4割となり、逆に新興国の国が伸びてきたら1割⇒2割⇒3割と自動で調整してくれるものです。
本来こういった調整を自分で行わなければいけないのですが、どの国が伸びるのかがわかる人はいないので、非常にありがたいファンドだと思います。私もiDeCoで全世界株式に投資しています。
最強の“手間なし資産形成”をiDeCoで
投資の世界にはさまざまな商品がありますが、iDeCoという長期前提の制度では、全世界株式インデックスファンドがもっとも合理的で安心できる選択肢といえます。
投資経験がなくても大丈夫。最初に選ぶ商品を間違えなければ、あとはコツコツ積み立てるだけで、世界の成長があなたの老後を支えてくれるでしょう。
「よくわからないから投資しない」ではなく、「わからなくても安心な方法を選ぶ」。
その第一歩として、全世界株式への投資を、iDeCoで始めてみませんか?
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