「資産1,000万円の壁」を超えたら景色が変わる?複利が効き始める瞬間とは

「複利は人類最大の発明だ」
これはアインシュタインの名言とも言われています。投資の世界でよく聞く“複利の力”──でも、実感が湧かないという人も多いのではないでしょうか?

投資初心者の方にとって、「お金が働く」という感覚は最初はぼんやりしています。

毎月コツコツ積み立てても、数年は「ちょっと増えたかな?」くらいの実感しか得られません。

ところが、証券口座に1,000万円以上の資産が貯まってくると、その“複利の力”が現実味を帯びてくるのです。

積み立て投資は地味で退屈?

たとえば、月5万円をインデックス投資で積み立てると、年利5%の運用で20年後には約2,000万円になります。時間を味方にした長期投資は、確かに堅実です。

でも、最初の数年は「こんなに我慢が必要なのか…」と感じてしまうかもしれません。

これは、資産が少ないうちは運用益が小さく、ほとんど「自分のお金で増やしている」状態だからです。

1,000万円が見えてくると…

ところが、証券口座に1,000万円が貯まると風向きが変わります。

仮に年5%で運用できたとすると、たった1年で50万円が“自動的に”増えます。

月換算で約4万円強。これは、もはや副業レベルの収入といえます。

しかも、その50万円に対しても次の年にはまた5%の利益が付きます。

この「利益が利益を生む」仕組みが複利です。資産が増えるにつれ、成長スピードがどんどん加速していくのです。

「貯める」から「殖やす」へ

ここまでくると、「貯める」ことより「いかにリスクを抑えて殖やすか」が投資のテーマになってきます。

1,000万円を超えた段階で、ポートフォリオを見直したり、リバランスの重要性に気づく人も多いでしょう。

そして何より、複利の力を「知識として知っている」状態から「肌で実感できる」フェーズに突入します。

この変化が、長期投資を続けるモチベーションにもなります。

だからこそ、まずは1,000万円を目指そう

「1,000万円なんて無理」と思うかもしれませんが、毎月5万円を積み立てて、年5%で運用できれば約13年で到達します。

もしボーナスや副業などで少し増やせれば、10年以内も見えてきます。

最初は地味でも、時間と習慣が味方になれば誰でも到達できる数字です。

そして、その先には“お金がお金を生む”という、まったく違う景色が待っています。

まずはコツコツと、「1,000万円の壁」を超える旅を始めてみませんか?

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